フランス人デザイナーとのコラボ作品を発表いたしました。
2017.02.28
この度、丈夫窯では「Kyoto Contemporaryプロジェクト」に参加し、2017年1月よりパリにてコラボレーション作品を発表いたしました。
フランスの AC/AL Studio とのコラボレーションで作られた花瓶は、丈夫窯の強い誇りである「色」のすばらしさをキャンバスに表現したような真の芸術作品です。この花瓶の特徴は、花をさまざまな方法で活けることを可能にし、陶芸家の技術のノウハウの多様性も表しています。
新しく開発された100以上の釉薬の中からデザイナーが厳選した配色は、モダンなインテリアに華やかなアクセントを加えます。
私たちは釉薬の研究を重ね、何度も試し、最高品質のものだけを作り続けることで、他には無い「色」を表現しています。
現在、他のフィールドのデザイナーやアーティストとコラボレートして、これまでに培った陶芸技術と新しいアイデアとを組み合わせ新しい作品を生み出しています。
“調和して一緒に” という意味をもつ「共“Tomo”」というこの花瓶は、パリのデザイナーとの最初のコラボレーションから生まれました。
なお、このプロジェクトは「日経スペシャル ガイアの夜明け」に取材をしていただき、2017年2月7日に放映されました。
■日経スペシャル ガイアの夜明け
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20170207.html
AC/AL Studio – Amandine Chhor & Aissa Logerot
アマンディーヌ・コールとアイッサ・ロジェロは、国立デザイン学校のENSCI – Les Ateliersを卒業後、それぞれエルメスなどのデザイン事務所でキャリアを積んできました。2009年から2012年にかけ、2人は、カンボジア、モロッコ、カメルーンなどの発展途上国において、共同で環境に優しいクラフト技術を使用した現代デザインに携わり、その後2013年にパリで自分たちのデザインスタジオを立ち上げました。材料、工芸品、工業生産過程に着目し、シンプルで使い勝手の良いオブジェや家具を生み出しています。プロダクトから空間まで幅広いスケールの企画に携わり、エレガントで無駄のないラインが、彼らのデザインの特徴となっています。
http://www.ac-al.com/